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---そして、盲目の写真師は話しはじめた---
まず始めに話しておきたいことは、盲目であるほうがいろんな音が聴こえるということです。さてそれでは話しましょう。。。私が写真に手をそめたのは、視力を失ってからなのです。私が視力を失ったのは28才の時でした。交通事故です。当時婚約していた恋人の助手席にいた私に、正面からまるで「そうする予定」であるかのようにトラックが突っ込んできたのです。私の恋人は即死でした。そして、私はと言えば飛び込んできたトラックの車体の鏡(ミラー)によってまるで「仕組まれたかのように」両目をえぐりとられてしまったのです。不思議に私の体は眼をのぞいて無傷でした。 私達はその翌週に結婚する予定でした。しかし予定は変更され、葬儀へと移されたのです。私は彼女の死顔も見ることはできませんでした。看護婦に押された車椅子で葬儀に出席したのですが、涙さえ流れない瞳になっていたのです。葬儀での記憶はたったひとつ音楽だけでした。彼女の実家で営まれた葬儀でずっと流れていた曲です。彼女の好きだった曲「男が女を愛する時」でした。男が女を愛する時、男の頭にあるのはそのことだけ、、というあの曲です。もちろん私の頭には葬儀の風景などなく、ただ彼女と過ごした日々に聴こえていたその音楽と誰かのすすり泣きの声しかありませんでした。 葬儀の後も私は病院にいました。何も見えないのでラジオばかり聞いていたのですが、あまりにも意味が在り過ぎて疲れてしまうのです。ラジオのパーソナリテイーの声も音楽もすべてが耳障りに感じられたのです。ある日、私はとある人物のインタビューが放送されているのを耳にしました。それは、写真家と呼ばれる人へのインタビューでした。その写真家はこんなことを言っていたのです。「写真には音の記憶を呼び覚ますようなものとそうでないものがありますね」 私は、その何気ない一言にはっとしました。私にはもう写真を見ることはできません、しかし撮ることはできる。そう思ったのです。 私は写真を撮る趣味もありませんでしたが、亡くなった恋人は写真が好きで良く撮っていました。そのことを思い出し、私も写真を撮ってみたいと感じたのです。とにかく強く撮ってみたいと思えるようになったのです。 そんなある日、病室に私の友人が訪れたのです。彼は私のことを心配しいろいろと気をつかってくれていました。しかし当時自暴自棄の私は彼につらくあたっていたのです。しかし、その日の私は違いました。私は彼に対して、写真を撮りたいことを伝え、手伝ってほしいと告げました。彼は友人としてできるだけのことをしたいと喜んでくれました。そして、それから私と彼との写真撮影の日々がはじまったのでした。 ---つづく----
by plusmoon
| 2008-11-29 20:36
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